志望企業からの内定を目指して、全国約60万人の学生が、一斉に動き出しています。
あなたは今、今後の人生を左右する、人生最大のビックイベントに挑んでいるのです。
大学受験を思い出してください。
第一志望の大学合格を目指して、あなたは必死に勉強したはずです。
何冊もの参考書・問題集を買い、何度も模擬試験を受け、
自分の実力を確認しながら、苦手科目・苦手分野を克服し、大学受験を乗り越えたはずです。
就職活動も同じです。
志望企業から内定をもらうには、必死に準備をしなければなりません。
自己分析、エントリーシート、面接対策・・・あなたは"準備万端"だと、胸を張って言えますか?
2007年以来、就職戦線は「売り手市場」と言われ、
企業から内定をもらうのはそう難しくはなさそうです。
実際、既に複数企業から内定をもらい、どの企業に就職するか迷っているという学生の話も聞きます。
しかし、油断は禁物です。
なぜなら、売り手市場とはいえ、企業は採用活動を通じて学生を選ぶ立場にあり、
学生の質・能力・意欲などを基準に採用するという方向性には変わりはないからです。
しっかりと準備・対策をした学生のみが内定を勝ち取るという構図は、今年も変わりません。
もうひとつ注意しなければならないことがあります。
それは、志望企業から内定をもらうのは簡単ではないということです。
売り手市場という言葉は"就職先を自分で選べる"との錯覚を引き起こしてしまいがちですが、
それは大きな間違いです。
志望企業の就職活動を始める前にしっかり準備をしなければ、志望企業からの内定は勝ち取れません。
売り手市場にあっても、しっかりと対策・戦略を練り、準備を怠らない事が必要なのです。